コラム
シックハウスから家族を守る木学の家
皆さんは、家の中で起きてしまう健康被害について考えたことはありますか?
近年、住宅の高気密・高断熱により、シックハウス症候群を発症してしまうケースが増えています。
皆さんもシックハウス症候群は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
最近では、健康をコンセプトの一つに取り込んでいる工務店さんも増えてきました。
こちらの記事では、シックハウス症候群に掛からないために知っておきたい知識や、シックハウス対策に有効な「木学の家」について解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
シックハウス症候群とは
まず、シックハウス症候群とは一体どのようなものか解説していきます。
シックハウス症候群は主な症状として、倦怠感や頭痛、鼻水やくしゃみ、その他にも様々な症状があり、個人差も大きいです。
風邪や花粉症などと勘違いしてしまう方も多く、見分けることが難しいのも特徴です。
頻繁に風邪のような症状や体に異変を感じたら、専門の医療機関に受診することをおすすめします。
そもそも、なぜシックハウス症候群は発症してしまうのでしょうか?
冒頭でも少し触れましたが、近年は高気密の住宅での発症が増加しています。
主な原因としては、ハウスダストやカビ、化学物質などにより、アレルギー反応を起こしてしまうことが挙げられます。
これらの物質は、生活空間のいたるところに潜んでおり、気密性が高いことで家の中に閉じ込められてしまいます。
普段歩いているフローリング、インテリアを飾る壁紙から家具までも、化学物質が含まれている接着剤や塗料が使用されており、目に見えない断熱材や気密具材なども同様です。
これらが、発症の原因となってしまうのです。
また、シックハウス症候群は新築の家だけではなく、住んでから20年、30年と時間が経った後でも発症する場合があります。
その原因の一つとして、壁の中に結露が発生してしまうことが挙げられます。
結露が窓に発生することは、皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか?
しかし、結露は壁の中にも発生することがあり、カビやダニが繁殖し、その汚染された空気を長期間吸い込むことによりシックハウス症候群を発症してしまうのです。
次に、シックハウス症候群に有効な対策をご紹介していきます。
シックハウス症候群に有効な対策
シックハウス症候群を引き起こさないためには、家の中を清潔に保つことが大切です。
先述した通り、シックハウス症候群の主な原因は、ハウスダストと化学物質だと解説しました。
ハウスダストはホコリの中でも特に細かく、カビやダニ、花粉など、肉眼で見ることが難しく、こまめな清掃をすることで抑えることができます。
そして、ハウスダストと化学物質どちらにも有効なのが、定期的な換気です。
定期的な換気は、高気密住宅の空気を清潔に保つ上でとても効果的な方法と言えるでしょう。
また、現在は、こういった症状を引き起こさない予防策として、空気の循環を目的とした換気システムの設置が義務付けられています。
もう一つ有効な方法として、化学物質をできるだけ使用せず、自然の素材を多く使った家づくりをすることも効果的です。
新築購入時に、できるだけ化学物質を使用しない選択をすることで、リスクも低下します。
次に自然素材を多く使用した「木学の家」についてご紹介していきます。
木学の家はシックハウス対策に最適
木学の家とは、自然由来の素材を多く使用し、住まう人が健康に過ごせる家づくりになっています。
フローリングや断熱材、塗料など、自然由来の建材が家の至る所に使用されており、目に見えない断熱材も木から生まれたEcoボードを採用しています。
Ecoボードはその優れた透湿性能により結露を発生させず、カビやダニの発生を抑え、清掃をすることの出来ない壁の中まで清潔に保つことが可能です。
化学物資の排除・結露を起こさない家づくり、この二点がシックハウス症候群の予防に大きく貢献しています。
そして、先程ご紹介した定期的な換気と合わせて実践していくことにより、さらにリスクを低下させていくことができます。
化学物質を多く使用した家は、住まう人の健康や未来の環境にも不安を残します。
木学の家のような、シックハウス対策が叶う家づくりは、近年人気も高まりつつあり、今後の家づくりにおいて重要な存在になっていくでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、家で起きてしまう健康被害とその対策をご紹介してきました。
身体がまだ小さい子供は、大人よりシックハウス症候群を発症しやすく、適切な知識を身につけて守らなければなりません。
せっかくの新築住宅も、家族が健康に暮らしていくことが出来なければ台無しになってしまいます。
家づくりの段階から、起こりうるリスクに備え、準備していくことが重要なのではないでしょうか?
こちらの記事が、皆さんの暮らしや家づくりの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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