木学の家の内装材

皆さんは家の内装にどのようなものが使われているかご存知ですか?

壁紙に使用するクロスから木材の塗料まで様々なものが挙げられる中で、近年では耐水、防臭、防カビなど豊富なバリエーションが存在しています。しかし、日本で広く使われている内装材であったとしても、住宅の性能を最大限に引き出しているとは限りません。

皆さんがマイホームの購入やリフォームを考えたとき、デザインだけでなく家の性能まで考えて内装材を選べば、後悔しない家づくりができるでしょう!

こちらの記事では、住宅の性能を最大限に引き出す「木学の家の内装材」についてご紹介していきます。

是非最後までご覧ください!

キーワードは「透湿性」

私たちが内装材を選ぶ際に重視しているポイントは「透湿性」です。透湿性が低いと室内の水分は逃げ場を失い、目に見えない壁の中で結露を起こしやすくなります。

結露はカビやダニの発生源となるだけではなく、住宅を内部から劣化させ、寿命を縮める原因になってしまいます。

透湿性能について詳しく解説したコラムはこちら!

日本の住宅寿命は約30年と短く、早いサイクルで取り壊されてしまいます。

一方、ドイツは住宅寿命が平均79年と長く、日本と比較した際に大きな差が開いていることがお分かりいただけると思います。

私たちは住宅先進国であるドイツから家づくりを学びました。

「透湿性のある外皮を作って結露を防ぎ、住宅性能を最大限発揮する」

それが木学の家のたどり着いた答えであり、今回のテーマ「内装材選び」にも深く関わってきます。「呼吸する外皮」を作るためには、透湿性のある内装材を選ぶことが必要不可欠なのです。

木学の家こだわりの内装材

木学の家はドイツ製の建材を多く使用しています。ドイツ産の天然素材や無添加の内装材は、住まう人の健康と暮らしやすさ、住宅性能の持続性を第一に考えられています。それぞれの建材が大切な役割を持ち、相互作用していくことで木学の家は成り立つのです。

それでは木学の家で採用している内装材について、詳しくご紹介していきます。

・Ecoペーパー

Ecoペーパーは木学の家に採用されている壁紙です。日本では一般的にビニールクロスを使用していますが、木学の家ではこちらのEcoペーパーという紙クロスを採用しています。

紙クロスとは、文字通り紙から作り出された壁紙であり、欧米では広く使われています。Ecoペーパーは再生紙が80%使用されており、環境にも配慮がなされています。

また、室温を緩やかにコントロールする作用や吸音効果、その他にも水蒸気の移動を妨げずに結露の発生を抑え、過ごしやすい室内環境を維持できることが魅力の壁紙です。

・Ecoファーザー

EcoファーザーはEcoペーパーに使用するドイツ製の無添加水性塗料です。

天然塗料のEcoファーザーは室内の空気汚染を防ぐことができ、更には水蒸気も透すのでEcoペーパーとの相性も良く、万能な塗料と言えます。

また、メンテナンスが楽になるのも大きな魅力です。ビニールクロスだと一面の張替えになってしまう箇所も、Ecoファーザーを塗り直すだけで綺麗にすることができます。部分的な修復が可能ですのでコストも抑えられ、とても経済的です。

・Ecoレイム

Ecoレイムは土から作られているドイツ製塗料です。

先述した水性塗料とはまた違った質感を持っており、塗り方を変えることで様々な表情を見せてくれます。落ち着きのある空間を演出することもできるので、洋風だけでなく和風の住宅まで幅広くご使用いただけます。

こちらも天然の素材であるため空気を汚染することは無く、調湿、脱臭効果を持ち耐久性が高いことも特徴です。

・Ecoキーブ

Ecoキーブは内装、外装共に使用できるドイツ製の水性塗料です。

化学成分が入っている有機系塗料とは違い、こちらの塗料はシックハウス症候群の心配もありません。

室内の空気を汚染しないのはもちろん、木製の棚や家具、梁などに使用することで、木目の味わいを生かしつつ雰囲気を変えるのにもピッタリの塗料です。

断熱材Ecoボードの性能を支える内装仕上げ

ここまで木学の家に採用されている内装材についてご紹介してきました。

これらの内装材は木学の家の性能を保つ上で重要な役割を担っており、その中核となるものが断熱材Ecoボードです。

Ecoボードは室内の水蒸気の移動を妨げない透湿性能に優れています。

もちろん断熱性や気密性にも優れ、非常に高い性能を持ちながらメンテナンス性も両立しています。

このように木学の家はそれぞれの建材がお互いに支え合い、本来の住宅性能を発揮できることによって住宅先進国の性能を実現したのです。

Ecoボードについて詳しく解説したコラムもございますので、ぜひそちらもご覧ください!

・厳選された素材は空気を汚染しない

木学の家の内装や断熱材は天然素材、無添加にこだわることで室内の空気を綺麗で新鮮な状態に保ちます。先述した木学の家が持つ透湿性能を最大限発揮させる家づくりは、カビや腐食の原因となる壁内結露を起こしません。

そして高いメンテナンス性も持ち、部分的な修復も可能となっているので住宅性能は持続し、住まう方の健康被害のリスクも最小限に抑えることができるのです。

室内の空気は常に新鮮な状態で、優しい木の香りに包まれていることはとても魅力的なポイントですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は木学の家、そして住宅の性能を最大限に引き出す内装材についてご紹介してきました。近年は住宅の気密性が向上したことにより、シックハウス症候群を発症する方が増加しています。

法律で換気設備の設置が定められているとはいえ、化学物質やカビなどの健康被害のリスクを完全に排除できるとは限りません。天然素材や無添加の建材を家づくりに取り入れることで、皆さんの大切な家族とマイホームを守ることに繋がるでしょう。

こちらの記事が皆さんの家づくりの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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