コラム
「木学の家」自然素材を使用した家のメリット・デメリット
念願のマイホームを手にすることは、人生の一大イベントです!
近年は、自然素材を多く使用した家の人気が高まっており、性能も良く注目されています。
「快適に過ごせる家がほしい」
「できるだけ、自然のものを使って家を建てたい」
大切な家族の健康や日々の過ごしやすさを、家造りにおいて重要視される方も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、「木学の家」と自然素材を使用した家のメリット・デメリットを解説します。
まず、「木学の家」についてご紹介していきます。
木学の家とは
木学の家とは、環境先進国であるドイツから様々なことを学び生まれた家です。
自然素材が多く使用された家は、室内を快適な状態に保つ効果が高く、湿気を外へ逃しカビや腐食から家を守ります。
また、断熱性能や気密性能も高く、年間を通してとても過ごしやすくなることも魅力的です。
木学の家には先述した通り、自然由来の建材が多く使用されており、大切な家族と家も健康に暮らしていける性能が整っています。
次に、木学の家に使用されている建材を一部ご紹介していきます。
木学の家の使用される様々な自然由来の建材
木学の家に使用されている自然由来の建材は様々なものがあり、ここではその一部をご紹介していきます。
化学製品の建材とは違い、自然のものは体に優しく、温かみもあり心地よい空間を演出することが特徴です。
それぞれ確認していきましょう!
・環境断熱材Ecoボード
ECOボードとは、木の繊維から作られた断熱材で、ドイツで生まれました。
木の繊維から作られているECOボードは、もちろん有害な物質を発生させません。
また、ECOボードは断熱性能や気密性能、透湿性能などの性能がとても高く、室内の環境を適切な状態に保ちます。
そして、廃棄されるときには不安要素も少なく、環境にも優しい断熱材となっています。
・無垢フローリング
木学の家では、無垢の天然木で作られたフローリングが標準採用されています。
無垢フローリングは部屋全体を優しい木の香りで包み込み、とても良い質感を持っていることが特徴の床材です。
無垢フローリングによって年を重ねるごとに深みのある空間が作り出され、経年美を味わうことができます。
・GERMAN WINDOW(ジャーマンウィンドー)
GERMAN WINDOWとは、高耐久・高性能な木製の窓です。
日本の住宅は一般的にアルミサッシが使用されています。
GERMAN WINDOWはアルミサッシより断熱性能が高いだけでなく、高い気密性能も実現しています。
シンプルな木製窓は家に馴染みやすく、様々なデザインの家に合わせることが可能です。
自然素材を使用した家のメリット
ここからは、自然素材を使用した家のメリットをご紹介していきます。
化学物質に敏感な方、自然素材に囲まれて温かみを感じたい方、人それぞれ求める理由は異なるでしょう。
メリットを知ることで、これから新築の購入を検討している方にとって新たな気付きがあるかもしれません!
・住まう人も家も健康に暮らせる
まず、自然素材で作られた家の大きなメリットは、健康に対するリスクを大きく低減できることです。
有名なものだと、シックハウス症候群や化学物質過敏症が挙げられ、それらのリスクを抑えることができます。
また、自然素材を多く使用した住宅は、断熱性・遮熱性・透湿性などの性能が優れていることも特徴です。
前述した性能が高いことで結露やカビが発生しにくくなり、腐食から家を守ります。
・高耐久で経年美も楽しむことができる家
自然素材を使用した家は、高耐久で長く住み続けることができます。
マイホームが長い年月をかけて味わいのある雰囲気に変わり、経年美を楽しめることも醍醐味の一つです。
長く住み続けることができる上に、取り壊しの際は環境に害を及ぼさないので、エコにも貢献できます。
・メンテナンス性の良さ
自然素材の家はメンテナンス性の良さも魅力の一つです。
自然素材の建材は、上から塗装をし直したり、少し磨くだけで汚れが落ちるなど、比較的メンテナンスが簡単です。
簡単に手が加えられるので、美しい状態を長く保つことができます
自然素材を使用した家のデメリット
次に、自然素材を使用した家のデメリットを解説していきます。
メリットはぼんやりと分かっていても、デメリットを知らなければ購入時に後悔してしまうでしょう。
しっかりと欠点を知り、受け入れられるものかどうかを確認しておくことが大切です。
・コストがやや高め
自然由来の建材はコストがやや高く、初期費用が思っていた以上にかかってしまうことがあります。
しかし、この記事でも解説してきた通り、自然素材で作られた家は性能も高く、更にメンテナンス面も良いことが特徴です。
初期費用が高くなってしまっても、長く住まうことができる家なので、結果的にお得になります。
値段は住宅メーカーごとに異なるので、一度問い合わせて見ると良いでしょう!
・傷、汚れが付きやすい
自然由来の建材は、傷や汚れが付きやすいことも特徴です。
化学製品の建材とは違い、天然の建材は傷に対しての表面処理がされていません。
傷や汚れは目立たなくしたり落とせるものもありますが、家の思い出として妥協することも大切です。
どうしても気になってしまう方は、プロに相談し対処してもらいましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「木学の家」そして、自然素材を使用した家のメリット・デメリットをご紹介してきました。
安心して健康に暮らしていける家、そして長く住まうことができるので将来的なコストは抑えられます。
自然素材の家は大切な家族と過ごしていく上で、安らぎを与えてくれる存在です。
こちらの記事が家造りの選択肢の一つになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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