コラム
こだわりの断熱材 第1章 遮熱・蓄熱力
断熱材選びは、家で快適な時間を過ごす上でとても重要なことです。
断熱材など、家の性能をきちんと見定めることで、マイホームを購入する際に失敗するリスクを抑えることができます。
こちらの記事では、環境にも配慮がなされ自然素材で作られている断熱材「Ecoボード」についてご紹介していきます。
数回に分けてEcoボードを使った住宅の魅力を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
今回はEcoボードの遮熱力・蓄熱力によって作り上げられる空間についてご紹介していこうと思います!
ドイツのエコロジー精神が生んだ環境断熱材「Ecoボード」
まず、今回ご紹介するEcoボードについてです。
Ecoボードは木の繊維から作られており、これは環境先進国であるドイツで生まれました。
自然由来のEcoボードは廃棄される時、化学製品と比べ不安要素は低く、とても環境に優しいという特徴を持っています。
しかし、日本で普及している断熱材の多くは化学製品です。
化学製品の断熱材は廃棄される時、環境に多くの不安要素を残します。
「自然由来のものを使用することで環境に配慮し、子供たちが住む未来を守っていく」
これは今後の家づくりにおいて、私たち日本人の課題なのではないでしょうか。
次にEcoボードが持つ高い遮熱力と蓄熱力を解説していきます。
高い遮熱力と蓄熱力を持つECOボード
先述した通り、Ecoボードは木の繊維から作られた断熱材です。
自然由来の素材なので、環境に与える影響も少なく、何より安心して暮らすことができます。
そして、この断熱材は遮熱性能や蓄熱性能が高く、とても過ごしやすい空間を実現することが可能です。
それぞれ性能を見ていきましょう。
・遮熱力
Ecoボードは気密性や遮熱力が高く、気温が上昇する夏でも、家の中の温度を保ち快適な空間を実現します。
外気から家を守る時間は12時間とかなりの長さで、優秀な断熱材です。
同じ断熱材でも、化学製品のものは長くて4時間とEcoボードは倍以上遮熱性を持っています。
そして、室内を一定の温度に保つことができるので、熱中症対策にもなります。
・蓄熱力
Ecoボードはその高い蓄熱力も魅力的です。
床用Ecoボードは、冬に素足で床を歩けるほど暖かく、床暖房並みの性能となっているのが特徴です。
真冬でも床の冷たさを気にしなくても良いのは、とても嬉しいポイントですね。
また、部屋同士の温度差も無くなるので、冬に起こりやすくなるヒートショックのリスクも低下します。
Ecoボードの遮熱力と蓄熱力によって生み出される空間
ここまで、Ecoボードの遮熱力と蓄熱力をご紹介してきました。
家づくりにおいて、断熱材がとても重要だということがお分かりいただけたと思います。
Ecoボードの遮熱力は、真夏でも気温の変化を一定に保ち、過ごしやすい空間を作り出すとともに冷房の負荷も下げるため、エコに繋がります。
そして、蓄熱力は冬でも室内を暖かく保ち、化学製品では難しい長時間の蓄熱が可能です。
断熱材選び1つで家の中の空間は見違えるように変化します。
遮熱力と蓄熱力が組み合わさることで、夏は涼しく、冬は暖かい空間が生み出され、家族でより良い時間を過ごせるでしょう。
まとめ
今回は、こだわりの断熱材Ecoボードの遮熱力と蓄熱力、そしてこれらの性能が作り上げる空間について解説してきました。
断熱材によって住宅の性能は大きく変化し、日々のストレスからも解放される素晴らしい空間を生み出します。
こちらの記事がマイホームの購入を検討されている方にとって参考になれば幸いです。
次回も、まだ紹介できていないEcoボードの魅力を発信していきますので、ぜひご覧ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
お問い合わせ
「木学の家をもっと知りたい」「施工できる工務店について知りたい」など、木学の家に関するお問い合わせはこちらからどうぞ。